30日(土)、大神子テニスセンターでソフトテニス競技、アンダープログラム(強化合宿)が行われました。
年に数回行われているアンダープログラム。参加希望のあった県内の中学校、高校のソフトテニス部が集まり合同で練習をします。今回は貞光や池田など遠方からの参加もありました。
合宿を見学させて頂き、ジュニア選手の人口は他競技と比べてかなり多いと感じました。県内の中学校・高校の多くにソフトテニス部が存在するのもその理由だと思います。
連盟の方の話を聴くと、部活動はあっても専門的な指導ができる人は多くないそうです。このプログラムは、選手の強化・普及はもちろんですが、それ以外に「指導者育成」という大きな目標があるということを教えて頂きました。
選手にとって、他学校の選手と共に練習するというのは、自分のレベルの把握、目標設定等の意味でも重要です。しかしそれは指導者も一緒のこと。合宿を通じて指導者同士が情報交換をし、時には「教えるテクニック」を盗む。徳島県のソフトテニスは国体でも入賞するほどのレベルです。選手だけでなく、指導者も成長しようという連盟の取り組みが、高い競技力の秘密なのだと感じました。
コーディネーター・長尾