2010年2月2日火曜日
平成21年度「徳島県スポーツ指導者」研修会
1月31日(日)鳴門市アミノバリューホール2階会議室で平成21年度「徳島県スポーツ指導者」研修会が行われました。
公認スポーツ指導者資格の認定期間は資格登録後4年です。資格を更新するためには、資格登録後、資格有効期限までの4年間で、当該中央競技団体等の定める研修会を最低1回受けることが義務づけられています。
今回研修会に参加した公認スポーツ指導者の人数は170名。スポーツ指導者として必要な知識を重点に置いた講演が行われました。
○情報提供:(株)大塚製薬
◆「熱中症と水分補給に関する体のメカニズムについて」
○講演Ⅰ:(株)大塚製薬工場陸上競技部管理栄養士
スポーツ栄養士協会会長 山上 文子氏
◆「スポーツと栄養について」
○講演Ⅱ:鳴門教育大学大学員准教授 松井 敦典氏
◆「動きを見る目を養う」
○研究協議:佐竹 昌之理事長(インフォメーションオフィサー)
◆全国スポーツ指導者連絡会議に関する報告等について
山上文子先生の講演では、大塚製薬陸上部の選手達の食事内容と、競技記録の変化等、実践を通した内容で公認スポーツ指導者の方々には興味深い内容だったのではないかと思います。普段の食事にどれだけのものを加えれば良いかなど、明日からすぐに実践できることも多く参考になりました。
松井敦典先生は「動きを見る」ということをスポーツ・バイオメカニクス(力学、生理学、解剖学などの基礎的知識を活用して、身体運動の仕組みをよりよく理解する応用学)観点からご講演頂きました。選手の合理的理解や興味関心を引き出すためにも、ビデオカメラ等のデジタル機器を活用したフィードバックを取り入れていく必要性を感じました。
公認スポーツ指導者の方々には、今回学ばれたことを今後の指導に生かして頂きたいと思います。なお受講実績は徳島県体育協会事務局が一括して日本体育協会へ報告させて頂きます。
コーディネーター・長尾