13日(土)、海部郡美波町のB&G由岐海洋センターで徳島県カヌー協会主催の「どこでも出張カヌー教室」が行われました。
カヌーをする素晴らしい環境に恵まれながら、競技人口は少ない徳島県。もっとたくさんの方々にカヌーの楽しさを知ってもらい、その中から徳島のカヌー競技を担う選手、また世界で活躍する選手を育てたい。そのようなことを目標に「どこでも出張カヌー教室」はこれまでにも数回開催されています。
今回の参加者は由岐町の小学生15人。講師として徳島県カヌー協会に所属する徳島県体育協会コーディネーターの長尾と堀内が参加しました。場所はB&Gの温水プールです。
しっかりと準備運動した後、陸でパドリング。その後初めてカヌーに乗る子どもは安定性のあるプラスチック製のボートで練習。15人が同時に乗ることはできませんが、カヌー1艇に1人が乗り、10艇を使って、順番に目の届く範囲で安全にカヌー体験をしました。なによりひっくり返っても寒くない!子ども達は泳ぐ気も満々の様子。
これまでに乗ったことがある子どもは、カーボンでできた競技用のボートに乗り、カヤックとカナディアンの両方を体験しました。(*カヤックは、ボートに長座のようにして座り、漕ぐ面が両方についたパドルでカヌーを進める。それに対しカナディアンは、ボートに正座のようにして座り、漕ぐ面が片方だけのパドルでカヌーを進める。)プラスチック製のボートに比べ、競技用のボートは軽く回転性も良いので上手な子はあっという間にプールを1周して帰ってきます。
皆さんお疲れ様でした!是非また参加して下さいね。
コーディネーター・長尾
これまでに乗ったことがある子どもは、カーボンでできた競技用のボートに乗り、カヤックとカナディアンの両方を体験しました。(*カヤックは、ボートに長座のようにして座り、漕ぐ面が両方についたパドルでカヌーを進める。それに対しカナディアンは、ボートに正座のようにして座り、漕ぐ面が片方だけのパドルでカヌーを進める。)プラスチック製のボートに比べ、競技用のボートは軽く回転性も良いので上手な子はあっという間にプールを1周して帰ってきます。
一通り漕ぐ練習をした後は、設置したゲートを使い、スラローム競技の体験をしました。(*本当の競技は川や人工で造られた急流に設置されたゲートを順番通りに漕ぎ下ったタイムを競います。)
2チームに分けて同時にスタート!チームメイトを大きな声で応援したり、ボートをおさえて乗り降りをしやすくしてあげたり、こちらから言わなくてもみんなで協力する姿がとても印象的でした。
レースの様子。
2チームに分けて同時にスタート!チームメイトを大きな声で応援したり、ボートをおさえて乗り降りをしやすくしてあげたり、こちらから言わなくてもみんなで協力する姿がとても印象的でした。
レースの様子。
体重が軽く重心が低い子どもは強く漕いでもバランスを崩しにくいので、怖がることなくどんどん漕ぎます。頭ではなく身体でボートの動かし方を覚えようとするので、あっという間に上達しました。このような施設を使用させて頂き、幼い頃からカヌーに親しむことができれば、カヌー競技はもっと普及し強化できると感じました。
教室の回数をもっと増やし、県南だけでなく、徳島市や県西でもこのような体験教室を実施していきたいと強く思いました。
教室の回数をもっと増やし、県南だけでなく、徳島市や県西でもこのような体験教室を実施していきたいと強く思いました。
皆さんお疲れ様でした!是非また参加して下さいね。
コーディネーター・長尾