7日(日)、那賀川スポーツセンターにて剣道競技・長期育成強化練習会が行われました。この練習会は「徳島育ち競技力向上プロジェクト」が始まる以前から行われており、今年度は2回目(通算で5回目)の開催になります。
県内の小学校5年生~高校2年生の中から選抜された各学年男女それぞれ10名程度の選手が参加することができるこの練習会。今回は約130名の選手、20名以上の指導者が集まりました。
打ち方の練習では一つ一つの技に、細かい指導がありました。
徳島県剣道連盟・藤本事務局長は、この練習会の目的について、「ジュニア選手の強化の意味はもちろんのこと、大学や社会人になっても活躍していく選手、または将来的に徳島県を担っていく指導者を育成すること。そのためには小学生同士、中学生同士…という横のつながりだけでなく、小学生と高校生等といった年代の超えた縦のつながりをつくることが必要。また、このような練習会がジュニア選手にとって『あんな風になりたい!』という目標を持つきっかけになる。今後は県外で活躍する徳島県出身の選手を招いての練習会も行いたい。」と、お話をされていました。
今回剣道競技を拝見させて頂き、素早くメリハリのある動きと勇ましい声に驚きました。日本的な精神や礼儀を重んじる態度は見ていて清々しく、格好いいと感じました。きっと剣道を通して、選手の皆さんは勝負に勝つための技だけでなく、普段の生活態度や心構え等も学んでいるのだと思います。
全国的にも高い競技力を持つ徳島県の剣道。今後、更なる強化と普及をご期待しております。
コーディネーター・長尾