2010年1月29日金曜日

くしろサッポロ氷雪国体 2日目

大会2日目、今日は成年男子1000m予選が行われています。
予選2組に出場した喜多健太選手は(*)責任先頭未完了のため、記録なし予選敗退となってしまいました。明日行われる5000mの予選に出場する喜多秀明選手のご健闘をお祈りします!


青のヘルメットが喜多健太選手。

*先頭責任制とは…
シングルトラックレースは先頭滑走者が不利になります。先頭で滑走するのと後ろから続いて滑走するのとでは疲労度が違います。長距離レースの途中では、選手が先頭を敬遠し、スピードが落ちて記録が低下しやすくなってしまいます。そのようなスピード低下を防止するため、国体では「先頭責任制」という規則を設けています。このルールはトラックのホームストレートとバックストレートの中央に白線を引きこの線上を通過するときに規定の回数以上、先頭で通過しなければいけないというものです。男子1000mにおいては、責任先頭回数の取得を完了したスケーターを優先して到着順で順位を決定します。(例え1着でゴールしても先頭責任が果たせていないと、2、3着にゴールした選手より順位が下がってしまう。)